2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「もんじゅ」新主体に4要件 保守管理能力など 文科省検討会

(04/27 20:08 時事通信配信)点検漏れなどが相次いだ高速増殖炉「もんじゅ」(福井県)の在り方を議論する文部科学省の有識者検討会が27日開かれ、 原子力規制委員会から不適格とされた日本原子力研究開発機構に代わる新たな運営主体に求められる要件として、…

廃炉計画、地元申し入れ 島根1号機で 中国電

(04/28 12:05 時事通信配信)中国電力の清水希茂社長は28日午前、島根原発1号機(松江市)の廃炉工程をまとめた計画について、松江市と島根県 に安全協定に基づく事前了解の申し入れを行った。中国電は地元の了解を得た上で、原子力規制委員会に廃炉計画の 認…

全住民にヨウ素剤 原発事故に備え ベルギー

(04/29 06:09 時事通信配信)【ブリュッセル】ベルギーのデブロック保健相は28日までに議会に対し、原発事故時に備え国内の全住民にヨウ素剤を 配布する計画を明らかにした。同国の原発は老朽化が進みトラブルが相次いでおり、住民の不安に対応する必要がある…

原潜解体中に火災 放射能漏れ情報なし ロシア極東

(04/29 19:47 時事通信配信)【モスクワ】ロシア主要メディアによると、極東カムチャツカ半島ビリュチンスクのドックで解体中のオスカー2型巡航 ミサイル原子力潜水艦「クラスノヤルスク」で29日、火災が発生した。放射能漏れの情報はない。同艦は1986年に就…

志賀原発に「活断層」報告 1号機下など、再稼働難しく 規制委、審査で参考

(04/27 11:34 時事通信配信)原子力規制委員会は27日、北陸電力志賀原発1号機(石川県志賀町)の原子炉建屋下などに活断層があるとする専門家調査団 の評価報告書を受け取った。原発の新規制基準では、原子炉建屋などの重要施設は活断層の上に設置することが…

核ごみ処分場受け入れ「選択肢の一つ」 岸本玄海町長 佐賀

(04/27 13:21 時事通信配信)九州電力玄海原発がある佐賀県玄海町の岸本英雄町長は27日、電話取材に応じ、原発の使用済み核燃料から出る高レベル 放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場に関し、「受け入れは選択肢の一つ」と語った。国から「適地だ」と提示さ…

地元町長「説明責任求める」 志賀原発の「活断層」 石川

(04/27 17:09 時事通信配信)北陸電力志賀原発がある石川県志賀町の小泉勝町長は27日、同原発地下に活断層が存在するとの報告書が原子力規制 委員会に提出されたことを受け、「十分な議論を行い、住民の理解が得られるよう、(規制委に)説明責任を果たす よ…

原発避難で死亡、東電に賠償命令 双葉病院の患者遺族に3100万円 東京地裁

(04/27 17:20 時事通信配信)東京電力福島第1原発事故で、避難中に適切な医療行為を受けられず死亡したとして、福島県大熊町の双葉病院に 入院していた患者2人の遺族が、東電に計約6600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、東京地裁であった。 中吉徹郎…

東電担当者は不起訴相当 元保安院幹部も、福島原発事故 検察審

(4/28 16:53 時事通信配信)東京電力福島第1原発事故をめぐり、業務上過失致死傷容疑で告訴・告発され、不起訴処分となった東電の当時の 津波対策担当者2人について、東京第1検察審査会は28日、「不起訴相当」と議決した。検察審は「従業員の立場にすぎず、上…

<宮城未指定廃棄物>濃度測定開始 副大臣が視察

(4/26 12:54 河北新報配信)東京電力福島第1原発事故に伴い発生した放射性廃棄物の処理問題で、環境省は25日、宮城県内で一時保管されている 未指定廃棄物を対象に放射能濃度測定を始めた。井上信治副大臣が佐藤勇市長とともに栗原市での測定作業を視察した…

核ごみ処分場 玄海町長受け入れに前向き

(4/27 9:13 毎日新聞配信)九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町の岸本英雄町長(62)が26日、毎日新聞のインタビューに応じ、原発から 出る「高レベル放射性廃棄物」(核のごみ)の最終処分場受け入れに前向きな意向を明らかにした。国は年内に処分 場…

地下貯水槽、解体撤去へ 福島第1原発の汚染水残留 東電

(4/25 14:37 時事通信配信)東京電力は25日、福島第1原発の事故対応について議論する原子力規制委員会の検討会で、放射能汚染水が残っている 地下貯水槽1〜3号について、解体・撤去する方向で検討していると明らかにした。地下貯水槽は地面を掘り、底や側面に…

原発検査、権限強化 「抜き打ち」可能、法改正へ 規制委

(04/25 16:12 時事通信配信)原子力規制委員会は25日、原子力関連施設にいつでも立ち入りできる権限(フリーアクセス権)を現場の検査官 に与え、検査項目も選定できるようにするなど、権限強化に向けて原子炉等規制法を改正する方針を決めた。今 秋ごろまで…

8割が啓発に活用せず 交付金で購入の放射線測定器 検査院

(04/25 17:07 時事通信配信)原発が立地・隣接する18道府県(宮城、福島、山口各県を除く)が、国の交付金で購入した放射線測定器の約8割が、 本来の目的である「放射線に関する知識の普及啓発」のために一度も活用されていなかったことが25日、会計検査院 の…

原発の廃炉処理で合弁 金属の再利用目指す 神戸製鋼

(04/25 18:15 時事通信配信)神戸製鋼所は25日、原発の廃炉に伴って発生する金属や樹脂などのごみを処理するため、スウェーデンの廃棄物処理会社 スタズビックと7月をめどに合弁会社を設立すると発表した。東京電力福島第1原発事故を受け、日本では老朽化した…

島根1号機、28日にも廃炉申し入れ 中国電

(04/25 19:12 時事通信配信)中国電力は、島根原発1号機(松江市)の廃炉工程をまとめた計画について、原子力規制委員会への認可申請に向け、 28日にも地元の島根県と松江市に事前了解を申し入れることが25日、分かった。費用は約385億円を見込み、2045年 度…

凍土壁「効果が発現」 東電が報告、福島第1

(04/25 19:19 時事通信配信)東京電力は25日、福島第1原発の放射能汚染水対策として運用を始めた「凍土遮水壁」について、一部で「効果が発現 し始めている」との見方を示した。原子力規制委員会の検討会に報告した。凍土壁は第1原発1〜4号機の周囲に凍結管を…

廃炉へ100億円超拠出 チェルノブイリ支援国会合

(4/26 08:09 時事通信配信)【キエフ】旧ソ連チェルノブイリ原発の廃炉に向けた日本など18カ国・機関の支援国会合が25日、ウクライナの 首都キエフで開かれ、資金不足を補うため4500万ユーロ(約56億円)の追加拠出で合意した。拠出金で欧州復興 開発銀行(…

東芝、原発損失3000億円 子会社売却で赤字縮小

(4/22 11:00 時事通信配信)東芝は米原発子会社ウェスチングハウス(WH)の事業価値が低下したとして、2016年3月期連結決算に3000億円弱の 損失を計上することが22日、分かった。一方、過去最大となる純損失は、医療機器子会社の売却益を計上するため、 当初見…

原発災害対策で協定締結 廃炉も協力 西日本の4電力

(04/22 19:09 時事通信配信)西日本を地盤とする関西、中国、四国、九州の電力4社は22日、原発の災害時に相互協力する協定を結んだ。地理的な 近さを生かし、事故発生時に人員の派遣や資機材の提供などを相互に行うのが柱。老朽化した原発の廃炉でも技術共有 …

もんじゅ再稼働に432億円 原子力機構が試算

(04/21 13:39 時事通信配信)多数の点検漏れなどの不祥事が相次ぎ、原子力規制委員会が運営主体の交代を求めている高速増殖炉「もんじゅ」 (福井県敦賀市)について、運営する日本原子力研究開発機構が、新規制基準に適合させて再稼働するには安全 対策に約4…

汚染水対策設備でも漏れ 作業停止、福島第1

(04/21 14:26 時事通信配信)東京電力は21日、福島第1原発の放射能汚染水対策で、地下水をくみ上げて移送する設備の一部で漏水が見つかったと 発表した。この設備による作業を停止し、漏水の原因を調べている。福島第1原発では、地下水が1〜4号機建屋などに流…

女川、東通も「耐震」に変更 原発事故拠点、「免震」から 川内原発参考・東北電力

(04/21 19:50 時事通信)東北電力は21日、女川原発2号機(宮城県)と東通原発1号機(青森県)に設ける事故時の対応拠点「緊急時対策所」 について、建物の構造を免震から耐震に変更すると発表した。過去に施工実績がないことや、原発の新規制基準を クリアし…

配管から汚染水漏れ タンク堰の外、移送中 福島第1

(4/21 00:48 時事通信配信)東京電力は20日、福島第1原発で汚染水を移送する配管から水がしたたり落ちていたと発表した。原子力規制庁によると、漏れたのはセシウムなどを含む汚染水と確認された。保管用タンクの周囲に設置された堰の外側で、 1秒に1滴程度し…

海洋放出...最短・低コストで処分 汚染水対策・トリチウム処理

(4/20 9:50 福島民友新聞配信)経済産業省は19日、東京電力福島第1原発の汚染水で浄化後に残る放射性トリチウム(三重水素)の処分方法について、 濃度を薄めて海中に放流する「海洋放出」が最も短期間に低コストで処分できるとする試算を明らかにした。ト…

高浜1、2号機が「合格」 40年超の原発で初 規制委

(4/20 11:13 時事通信配信)原子力規制委員会は20日、運転開始から40年を超えた関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)が新規制基準に適合 していると認め、再稼働の前提となる審査書を正式決定した。運転40年超の原発の「合格」は初めて。関電が再稼働…

政府が新ルール ツイッターの活用拡大 震度4以下でも原発の情報発信

(4/18 07:55 産経新聞配信)政府が、地震発生時に原子力発電施設に関する情報の新たな発信ルールを導入することが17日、分かった。ツイッターなど ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を活用して、積極的に情報提供を実施。原発の安全性に問題が…

伊方3号機、審査終了 再稼働へ手続き進む 規制委

(04/19 16:24 時事通信配信)原子力規制委員会は19日、四国電力伊方原発3号機(愛媛県)の再稼働の前提となる審査を全て終了したと発表した。 審査を終えたのは九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)と関西電力高浜原発3、4号機(福井県)に続き5基目。現在、…

規制委に電話・メール340件 大半が川内原発停止要望 熊本地震

(04/19 17:26 時事通信配信)原子力規制委員会は19日、熊本県を中心に九州地方で地震が相次いでいることを受け、運転中の九州電力川内原発 (鹿児島県)に関する意見がメールや電話で計約340件寄せられていると明らかにした。大半が川内原発の運転停止 を求め…

川内原発に異常なし 原子力規制庁

(04/19 18:42 時事通信配信)原子力規制庁は19日夕、最大震度5強の地震が熊本県熊本地方で発生したことを受け、運転中の九州電力川内原発 (鹿児島県)などでは異常が確認されていないと発表した。