凍土壁「効果が発現」 東電が報告、福島第1

(04/25 19:19 時事通信配信)

東京電力は25日、福島第1原発放射能汚染水対策として運用を始めた「凍土遮水壁」について、一部で「効果が発現
し始めている」との見方を示した。原子力規制委員会の検討会に報告した。

凍土壁は第1原発1〜4号機の周囲に凍結管を打ち込み、冷却液を流して土壌を凍らせる計画。地下に「氷の壁」ができ
れば地下水が建屋などに流入する量が減り、汚染水の増加抑制につながるとされ、3月末から運用を開始していた。