2015-05-27から1日間の記事一覧

「技術者の魂忘れている」 原子力機構に規制委員長

(05/26 20:22 時事通信配信)原子力規制委員会は26日、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県)の点検漏れなど不祥事が続く日本原子力研究開発機構の 児玉敏雄理事長を呼び、約1時間半にわたり公開で意見交換を行った。田中俊一委員長はもんじゅに関して、「立派な …

原発比率下げの意見も 電源構成の報告書議論 経産省会議

(05/26 19:24 時事通信配信)経済産業省は26日の有識者会議で、2030年度の最適な電源構成(ベストミックス)に関する報告書の「たたき台」を提示した。 これに対し14人の委員のうち3人は、原発依存度の一段の低減などを求める意見書を提出。この日は結論を持…

川内原発、初の審査終了 再稼働、7月下旬以降 保安規定も認可・規制委

(5/27 11:03 共同通信配信)原子力規制委員会は27日、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)の再稼働の前提となる審査で、事故時の対応手順などを 定めた「保安規定」を認可した。2年近くにわたった審査はこれで終了。九電は1号機について7月下旬の再稼働を…

フランジ型タンク解体開始、福島 第1原発、相次ぐ漏洩で

(5/27 12:18 共同通信配信)東京電力は27日、福島第1原発敷地内にある374基の「フランジ型」地上タンクの解体を始めたと発表した。汚染水の漏洩が 相次いだためで、来年1月末までに計40基を解体し、その後、残りも順次解体していく方針。この日、解体が始まっ…

汚染水処理、一通り完了 タンクの62万トン 福島第1

(05/27 12:22 時事通信配信)東京電力は27日、福島第1原発でタンクに保管している汚染水について、放射性物質の低減処理が一通り完了したと発表した。 約62万トンが処理され、東電はタンクから漏れた場合の危険性が減ったと説明している。今後も処理を続け、…

南相馬のコメ汚染原因特定できず 農水省

(5/27 13:24 共同通信配信)東京電力福島第1原発3号機の瓦礫撤去作業で2013年8月に飛散した放射性物質が20キロ以上離れた福島県南相馬市のコメを汚染した 可能性が指摘されている問題で、農林水産省は27日までに、コメの汚染原因は特定できなかったとの調査結…

巨大噴火未満の対応、不十分 川内原発、火山学者が指摘

(05/27 15:38 時事通信配信)再稼働の前提となる審査を終えた九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)について、火山噴火予知連絡会の石原和弘副会長 (京都大名誉教授)は27日、千葉市で開かれた日本地球惑星科学連合大会で講演し、「敷地に火砕流が到達しな…

「各県処理」方針、転換を 指定廃棄物処分場の候補地 環境省調査

(05/27 19:54 時事通信配信)環境省は27日、東京電力福島第1原発事故で出た放射性物質を含む指定廃棄物の処分などに関し、関係自治体に行った調査の結果を ホームページ上で公開した。処分場の候補地となっている自治体からは、福島県での集約処理を念頭に、…

有機ヨウ素除去装置を設置 柏崎刈羽原発 東電

「・・ヨウ素が炉心から格納容器へ放出されるときは主に水に溶けやすいヨウ化セシウム(CsI)になっており、 多くは格納容器内で水に吸収されます。しかし、事故時の格納容器内には強い放射線があり、水に吸収された CsIは放射線による化学変化で気体状のI2…