汚染水処理、一通り完了 タンクの62万トン 福島第1

(05/27 12:22 時事通信配信)

東京電力は27日、福島第1原発でタンクに保管している汚染水について、放射性物質の低減処理が一通り完了したと発表した。
約62万トンが処理され、東電はタンクから漏れた場合の危険性が減ったと説明している。今後も処理を続け、放射性物質
さらに減らす方針。

東電によると、処理は27日午前に完了した。浄化装置「ALPS」(アルプス)で約44万トンを処理したほか、約18万トンは人体
に影響が大きいストロンチウム90を優先的に処理した。