南相馬のコメ汚染原因特定できず 農水省

(5/27 13:24 共同通信配信)

東京電力福島第1原発3号機の瓦礫撤去作業で2013年8月に飛散した放射性物質が20キロ以上離れた福島県南相馬市のコメを汚染した
可能性が指摘されている問題で、農林水産省は27日までに、コメの汚染原因は特定できなかったとの調査結果をまとめた。

農水省によると、基準値を超えた南相馬市のコメに付着していた放射性物質と、原発周辺で採取したものを比較。放射性物質を含む
粒子の大きさなどを分析したが、瓦礫撤去によって飛散したものかどうかは分からなかった。

土壌に含まれる放射性物質がコメに付着した可能性も指摘されていたが、その可能性は低いと判断した。