浄化地下水放出で現地調査 福島第1、くみ上げ井戸公開 県など

(8/26 18:21 時事通信配信)

東京電力福島第1原発で汚染水対策として、1〜4号機建屋周囲の井戸(サブドレン)で地下水をくみ上げ、浄化後に海に流す計画をめぐり、
福島県と周辺市町村などでつくる協議会は26日、井戸や浄化設備などを現地調査した。

県の樵隆男危機管理部長は終了後、浄化設備から原発専用港内にある放出口までの配管の長さが約2キロに及ぶことを挙げ、「距離が長い。
水漏れや不具合がないように運用するのが前提だ」と指摘。放射性物質濃度の順守など厳格な運用を求めた。