福島の3地点で事故前超える 水底ストロンチウム濃度

(5/31 17時12分 共同通信配信)

東京電力福島第1原発事故に伴い、環境省は31日、宮城や福島など7都県で昨年10〜12月に調査した
河川などの水底土壌の放射性ストロンチウム濃度を発表。調査対象となった65地点のうち福島県
の3地点で、事故前に全国の土壌で測定された最大値(1キログラム当たり14ベクレル)を超えた。

最も高かったのは、第1原発がある双葉町内の農業用ため池の土壌で93ベクレルだった。南相馬市
貯水池が24ベクレル、浪江町の農業用ため池が20ベクレルだった。過去の調査で水底土壌のセシウム
濃度が高かった地点を調査した。