地下水放出計画の説明会追加 東電、原発汚染水対策で

(5/31 18時30分 共同通信配信)

東京電力は31日、福島第1原発で増え続ける汚染水を減らすため、原子炉建屋に入る前の地下水を
くみ上げ海に流す「地下水バイパス」計画について、漁業関係者への説明会を1回追加し、6月13日
福島県いわき市で開くと発表した。

東電福島本社の石崎芳行代表は福島県庁で記者会見し「理解をいただくための取り組みを続けていく」
と述べた。福島県では、北部の相馬市沖を中心に試験操業が続いている。福島の魚に対する消費者の
不安について、石崎代表は「首都圏を中心に消費者団体にも説明している」と理解を求めた。