浜岡、女川など保安規定違反 原発ケーブル敷設問題 規制委

(6/29 11:51 時事通信配信)

原発などで安全設備関連のケーブルが規制基準に反して分離されていなかった問題で、原子力規制委員会は29日、
東北電力女川原発(宮城県)や東京電力福島第2原発中部電力浜岡原発(静岡県)、日本原燃の六ケ所再処理工場
(青森県)は事業者が定めたルールである保安規定に違反すると認定した。

規制委はこのうち、女川、福島第2、浜岡の3原発について、火災などが発生した場合に安全機能を持つ複数の系
統が同時に失われる可能性があったと判断した。女川2号機と浜岡3、4号機は現在、再稼働の前提となる規制委の
審査を受けている。