搬入作業、急ピッチ 中間貯蔵施設を公開 環境省

(02/24 18:00 時事通信配信)

環境省は24日、東京電力福島第1原発事故に伴う汚染土を保管する中間貯蔵施設(福島県大熊、双葉両町)の保管場での
作業風景を報道陣に公開した。昨年3月に試験輸送が始まってから間もなく1年となり、搬入された汚染土などは3万7000
立方メートルを超えた。同省は来月末までに約5万立方メートルの搬入を目指しており、トラックによる積み降ろしが急
ピッチで進められている。

公開されたのは大熊、双葉両町にある保管場2カ所。双葉町側では、23日の搬入完了に伴い防水シートがかぶせられていた。
大熊町側では青色の防護服を着た作業員らが、10トントラックに積まれた汚染土の袋を重機を使って降ろしていた。