(10/28 17:29 共同通信配信)
東京電力福島第1原発事故に伴う除染作業で使用したとみられるマスクや手袋などが、福島県南相馬市の海岸防災林造成地に不法に投棄
されていたことが28日、同市などへの取材で分かった。
市や県によると、市の監視員からマスクや手袋などが捨てられていると26日に通報があった。除染作業で使われるのと同じ型のマスク
などが、20リットルの袋二つ分ほど捨てられていた。
県が放射線量を測定すると毎時約0.1マイクロシーベルトで、現場周辺の放射線量と同程度だった。誰が捨てたか特定できず、造成地を
所有する市が27日、回収して処分した。