もんじゅ、運転できる状況にない 原子力規制委員長、厳しい見解


(10/28 12:06 共同通信配信)
 
原子力規制委員会の田中俊一委員長は28日の定例会合で、機器点検をめぐり管理ミスが相次いでいる日本原子力研究開発機構高速増殖炉
もんじゅ福井県)について「運転できる状況にない」と、あらためて厳しい見解を示した。

規制委は今月、機構を所管する文部科学省の幹部から意見聴取し「もんじゅの改善は着実に進んでいる」との報告を受けたが、28日の会合
では委員から「機構は実施主体として適切ではない」「改革というスローガンを聞き続ける時期は過ぎた」など批判が相次いだ。