原発事故想定し訓練 100機関2300人参加 島根、鳥取

(10/23 18:51 時事通信配信)

島根、鳥取両県は23日、中国電力島根原発松江市)での事故を想定し、原子力防災訓練を実施した。両県や松江市原発から
半径30キロ圏内の5市が初動対応や災害対策本部の設置を確認したほか、同市内の病院や社会福祉施設なども訓練を行った。自治
体のほか中国電自衛隊など約100機関計約2300人が参加した。
 
訓練は、同原発2号機で送電線が切れ、全電源が喪失、放射性物質が放出されたと想定した。原発から連絡を受けた島根県が参加
自治体などに電話で知らせ、松江市内のオフサイトセンターに両県知事と担当者らが集結。住民の避難方法などを確認した。