高浜4号機で使用前検査 仮処分で再稼働できず 規制委

(10/21 18:22 時事通信配信)
 
原子力規制委員会は21日、関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町)で再稼働に必要な使用前検査を始めた。関電は来年1月中旬の
再稼働を目指しているが、高浜3、4号機は福井地裁が運転差し止めを命じる仮処分決定を出しており、決定が覆らない限り再稼働
できない。

規制委は使用前検査で機器や設備の性能などを確認する。対象は高浜3号機との共用を含む約310設備。関電は12月中旬に核燃料を
原子炉に搬入し、来年2月中旬の営業運転を想定している。