浄化地下水、2回目の放出 817トン、汚染水対策 福島第1

(9/15 21:06 時事通信配信)

東京電力は15日、福島第1原発1〜4号機建屋周辺の井戸(サブドレン)でくみ上げ、浄化した地下水817トンを、海に放出したと発表した。

昨年くみ上げた地下水4000トンについて、2回目の浄化地下水の放出で、東電は今週中にさらに2回の実施を計画している。

東電によると、15日午前10時5分ごろから約6時間かけ海に放出した。8月下旬に地下水の一部を採取し、放射性物質濃度が政府・東電に
よる基準値を下回っていることを確認している。