環境省、現地調査見合わせ 宮城の指定廃棄物処分場、反対強く

(08/28 17:55 時事通信配信)

東京電力福島第1原発事故で出た放射性物質を含む指定廃棄物の処分場建設をめぐり、環境省は28日、宮城県
3候補地で現地調査に着手しようとしたが、住民らの反対に遭い、調査を見合わせた。
環境省などによると、3候補地のうち加美町では、同省職員らが調査に入ろうとしたが、住民らが道をふさぐなど
して抗議。これを受け、栗原市大和町の2カ所でも調査に入らなかった。環境省は31日にも再度、3候補地の現地
調査実施を試みるという。