福島知事、サブドレン計画を容認 基準順守を要請

(8/28 19:02 共同通信配信)
 
東京電力福島第1原発の汚染水低減策として建屋周辺の井戸などから地下水をくみ上げ浄化した上で海に放出する
「サブドレン計画」をめぐり、福島県の内堀雅雄知事は28日、放射性物質濃度の排水基準を順守することや安全性を
周知徹底することなどを国と東電に要請し、事実上、計画を容認した。
計画をめぐっては25日、福島県漁業協同組合連合会と全国漁業協同組合連合会が実施を正式容認しており、県も追認
した形。地元同意を得たことで、東電は9月上旬にも地下水くみ上げを開始できる見通しになった。