原発事故からの復興取り組み視察 米環境局長官、果物も購入


(8/27 17:11 共同通信配信)

来日中の米環境保護局(EPA)のマッカーシー長官が27日、福島県を初めて訪れ、農産物直売所
の見学や高校生との交流などを通じ、東京電力福島第1原発事故からの復興に向けた取り組みを
視察した。郡山市のJA直売所を訪問したマッカーシー氏は、農産物の検査体制など安全対策に
ついて担当者から説明を受けた。同氏は県産の果物を試食、桃やブドウなどを笑顔で自ら購入
した。広野町では、原発事故からの復興を支える人材の育成を目指して4月に開校した県立ふたば
未来学園高を訪問し、生徒らと懇談。給食を共にしながら生徒の話に耳を傾けた。