川内1号機、出力上昇を再開 95%に、海水混入で中断 九電

(08/27 11:47 時事通信配信)

九州電力は27日、再稼働した川内原発1号機(鹿児島県)で、出力上昇を再開させたと発表した。
2次冷却系に海水が混入するトラブルで21日から中断していた。75%から1時間に3%ずつ、95%まで
上昇させ、95%を維持しながら各設備の運転状況などを調べる。
九電は9月上旬の営業運転開始を予定していたが、トラブルで工程は遅れた。
川内1号機は今月11日、新規制基準に基づき全国の原発で初めて再稼働。徐々に出力を上げていた
が、発電で使った蒸気を冷やして水に戻す「復水器」で、21日に海水の混入が判明した。