被曝線量目標値の検討必要 福島の復興で規制委員長

(7/23 21:01 共同通信配信)

原子力規制委員会の田中俊一委員長は22日の定例記者会見で、東京電力福島第1原発事故で被災した福島県の復興に関し、被曝線量の
目標値の設定を国として検討する必要があるとの見解を示した。田中氏は被曝線量の目標値について「今後、福島県民がどう復興に
取り組んでいくかという点で非常に重要な課題」と指摘。さらに「子どもやお母さんが別々に生活するわけにはいかない」と述べ、
年5ミリシーベルト程度が妥当との従来の考えをあらためて述べた。