台湾、福島以外の食品禁輸緩和へ 時期は今後決定と当局者

(7/23 13:31 共同通信配信)

台北】22日付の台湾紙、聯合報は、台湾当局東京電力福島第1原発事故を受けて2011年3月から輸入を禁じている福島、茨城、
群馬、栃木、千葉の5県産の食品について、福島県産以外は輸入を解禁すると報じた。来週から解禁されるとしている。

一方、台湾政府当局者は共同通信の取材に、全面解禁ではなく緩和措置で、時期は今後決めると話した。台湾では、5県産の食品
を業者らが産地を偽り台湾に違法に輸入したとされる問題が起きたことを受け、ことし5月以降、日本からの全食品を対象に産地
証明添付を義務付けるなどの規制強化策を実施しているが、当面この強化策は維持される見通し。