伊方原発再稼働へ住民訪問開始 四国電力、半径20キロ圏


(7/22 12:23 共同通信配信)

四国電力は22日、愛媛県伊方町伊方原発3号機が再稼働の条件となる原子力規制委員会の審査に合格したのを受け、審査内容を説明
するため原発の半径20キロ圏にある県内約2万8千世帯の戸別訪問を始めた。対象は伊方町のほか八幡浜市西予市など。約3週間の
予定で、審査に当たって実施した原発の安全対策などの説明に加え、住民が不安や疑問に感じていることを聞き取る。聞き取り結果は
愛媛県に報告する。

四国電力社員はこの日、リーフレットを見せながら各戸を回った。訪問を受けた伊方町の主婦畑山千沙子さん(75)は「福島の原発事故
のこともあり、安全に気を付けてほしい」と求めた。