医療被曝線量低減へ目安 CTなど画像検査で


(5/26 05:27 共同通信配信)

コンピューター断層撮影(CT)や陽電子放射断層撮影(PET)など、放射線を使った画像検査で受ける被曝線量を必要最小限に
するため、研究者や技師、業界の関連12団体でつくる「医療被ばく研究情報ネットワーク」が26日までに、検査部位や目的別に
線量の目安をまとめた。

被曝線量が医療施設ごとにばらつきがあるため、一定の指針を示して撮影条件の点検や機器の調整に生かしてもらうのが狙い。
今後、学会などを通じて周知していく。ただし、検査の目的によっては線量を増やして画像を鮮明にする必要もあり、個別の患者
に当てはめるものではない。