チェルノブイリ原発に火の手が向かう 森林火災が悪化

(4/29 03:11 スプートニク・ジャパン配信)

チェルノブイリ原子力発電所の方向に激しい火の手が向かっており、ウクライナ国家親衛隊とウクライナ内務省の部隊が、
対応のための準備に着手した。ウクライナのアヴァコフ内相が明らかにした。

アヴァコフ内相は自身のフェイスブックに、「チェルノブイリ原発周辺での森林火災の状況が悪化した。森林地帯は原発
方向に向かって燃えている。火災が原発まで20キロの地点まで達するという深刻な脅威がある。約400ヘクタールの森林が
燃えている」と書き込んだ。

アヴァコフ内相によると、首相が非常事態対策委員会を早急に招集し、ウクライナ国家親衛隊とウクライナ内務省の部隊が
対応のための準備に着手した。

スプートニク...ロシアの通信社。ロシアの今日(ロシア・トゥデイ)の傘下に2014年11月10日に設立、RIAノーボスチと
ロシアの声に代わってロシア国外での展開を担う。日本語版は、2015年3月20日に開設された。