チェルノブイリで森林火災 放射性物質拡散の恐れ

(04/29 00:30 時事通信配信)

【モスクワ】1986年に放射能漏れ事故を起こしたウクライナ北部の旧ソ連チェルノブイリ原発周辺の立ち入り制限エリア内
で28日、森林火災があった。国家非常事態局のシキリャク長官代行は交流サイトで、3.2平方キロの範囲が焼けたものの、
原発方面への延焼は食い止めたと発表した。

チェルノブイリ周辺の森林火災は過去にも発生。火災により、残留した放射性物質が大気中に再び拡散する恐れがあると指摘
されている。