土中の金属製カプセルが原因か 東京の公園で高放射線量


(4/28 21:09 共同通信配信)

東京都豊島区の公園で高い放射線量が測定された問題で、区は28日、土の中から掘り出した金属製カプセルから、原因と
みられる放射性物質ラジウム226が検出されたと明らかにした。24日にカプセルを含む土を取り除いた後は公園内の放射線
量に異常はなく、区は26日から公園を一般に開放している。

区から依頼を受け調査していた「日本アイソトープ協会」によると、ラジウムは癌治療や、放射線測定器の機能チェック
などに使用されていたが、ガスが発生することがあるなど取り扱いが難しいため、最近は国際的に使用が控えられている
という。