函館市長選、現職の工藤氏が再選 原発訴訟争点

(4/26 22:14 共同通信配信)

北海道函館市長選は26日、無所属で現職の工藤寿樹氏(65)が、無所属新人で元衆院議員秘書の広田知朗氏(54)を破り、
再選を果たした。函館市は昨年4月、津軽海峡を挟んで対岸の青森県大間町電源開発が建設中の大間原発をめぐり、建設
中止などを国や電源開発に求めて東京地裁に提訴し、現在も係争中。市長として提訴を主導し、訴訟を推進する工藤氏に
対し、広田氏は「訴訟取り下げ」を訴え、訴訟の是非が争点となっていた。