廃炉ごみ処分で初会合 「余裕深度」1年かけ議論 規制委

(1/26 14:25 時事通信配信)

原発などを廃炉にした際に出る放射性廃棄物のうち、放射能レベルが高い「L1」と呼ばれるごみについて、地中埋設処分する際の
基準を議論する原子力規制委員会の検討会の初会合が26日、開かれた。約1年かけて議論し、骨子を取りまとめる予定。
 
L1には燃料を固定する器具や臨界を停止させる制御棒などが含まれる。地下50メートル以下の「余裕深度」に埋設処分する方針だが、
管理期間や放射線量など具体的な基準は定められていなかった。
 
規制委は今回、L1のうち比較的放射線量が下がりやすいものに関して基準を作成する方針。骨子がまとまれば、規則に反映する。