規制委が女川原発現地調査 「有効な安全対策打てる」


(1/23 19:21 共同通信配信)

原子力規制委員会は23日、再稼働の前提となる審査の一環で、東北電力女川原発2号機(宮城県)の事故対策や設備を
現地調査した。担当の更田豊志委員長代理は「東日本大震災で被災したため他の原発より工事が遅れているが、その分
今後の審査の議論を反映させやすい。有効な安全対策が打てるのではないか」との見解を示した。  女川原発は東日本
大震災の震源地に最も近い原発。更田氏らは、海抜約14メートルの敷地に建設中の高さ約15メートルの防潮堤や事故時
の原子炉冷却に使う貯水槽の工事現場、事故対策設備「フィルター付きベント」の設置予定場所などを視察した。