船員の被爆量検証へ ビキニ水爆実験で研究班設置 第五福竜丸以外・厚労省

(1/20 22:10 時事通信配信)

1954年に米国が太平洋ビキニ環礁などで行った水爆実験で、静岡県焼津市のマグロ漁船「第五福竜丸」以外の漁船について、
乗組員の被爆量を検査した記録が見つかった問題で、厚生労働省20日までに、被爆量の検証を目指す研究班を設置した。

研究班は放射線の専門家ら4人で構成。厚労省が開示した資料だけでなく、当時の記録や文献などを収集し、乗組員の被爆
を推計する。聞き取り調査は予定していないという。