福島第2で作業員死亡 点検中に挟まれ 東電

(01/20 19:11 時事通信配信)

東京電力20日福島第2原発で設備の点検作業をしていた協力企業の男性作業員が点検に使用する機具に頭部を挟まれ、死亡した
と発表した。2011年3月の原発事故後、第2原発での死亡事故は初めて。

福島県警などによると、死亡したのは2次下請け企業の作業員で、同県いわき市平の新妻勇さん(48)。

東電によると、事故は20日午前9時半ごろ、第2原発の1、2号機廃棄物処理建屋5階で発生。円筒形の鋼鉄製容器が付いた点検用の台を
使うため、容器を固定したボルトを緩めたところ、容器が動き、台との間に頭部を挟まれた。