新潟知事「再稼働より検証を」 東電社長との会談、平行線

(1/6 21:00 時事通信配信)

東京電力の広瀬直己社長は6日、新潟県庁で泉田裕彦知事と会談し、再稼働を目指す柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の審査状況や、
安全性確保の取り組みを説明し理解を求めた。これに対し、泉田知事は、東電による福島第1原発事故の原因究明が不十分との
考えを示した上で、「事故の検証なしに安全性の議論をするスタートラインに就けない」と述べ、議論は平行線をたどった。
広瀬社長と泉田知事の会談は昨年1月16日以来、約1年ぶりで、約15分で終了した。