政府、特定避難勧奨地点を解除 福島・南相馬市で

(12/28 00:42 共同通信配信)

政府の原子力災害現地対策本部は28日、東京電力福島第1原発事故に伴い、放射線量が局所的に高い「ホットスポット」として
福島県南相馬市に指定した特定避難勧奨地点142地点(152世帯)の指定を解除した。避難勧奨地点は2011年6月以降、福島県
伊達市川内村南相馬市に指定されたが、12年12月に伊達市川内村は解除されており今回、避難勧奨地点は全てなくなる。
南相馬市では対象の住民のほとんどが解除に反対しており、住民理解が得られないままの強行となった。