建て替えで将来の原発維持 経産省の「中間整理」

(12/17 02:00 共同通信配信)

経済産業省原子力政策の課題をまとめるため、有識者会合で検討を進めている「中間整理」の最終案の全容が16日、判明した。
既存原発の敷地内で古い炉を廃炉にし、新しい炉を設置する建て替え(リプレース)を今後の課題として新たに盛り込み、将来
原発維持に向けた姿勢を打ち出した。 衆院選の勝利で安倍政権は再稼働を急ぐ方針を示している。しかし脱原発依存を求める
世論の声は強く、建て替えは老朽化などで廃炉が進んだ後も原発維持につながるため、反発を招く可能性がある。24日に総合資源
エネルギー調査会原子力小委員会を開き、最終案を示す。