活断層報告書案、再提示へ 東通原発、次回会合で 規制委

(10/27 21:24 時事通信配信)

東北電力東通原発青森県)敷地内に活断層があると指摘されている問題で、原子力規制委員会の専門家調査団は27日、会合を
開いた。活断層を否定できないとの認識でほぼ一致し、次回会合で報告書案を再提示することになった。
 
調査団は昨年5月、敷地内の「F―3」や「F―9」と呼ばれる主要断層について「活断層と判断する」という内容の報告書案を提示
していた。

しかし、東北電が追加の掘削調査などを行ったことから、現場確認作業を複数回実施。改めて、議論していた。再提示される報告
書案に大きな変更はないとみられる。