国際赤十字、福島で初の会議 原発事故対策を協議

(10/27 20:18 時事通信配信)

世界各国の赤十字の担当者らが集まり、原発事故が起きた場合の対応を協議する会議が27日、福島市で始まった。1年後にスイスで
行われる国際赤十字・赤新月社連盟総会に向け、被災者支援のガイドライン策定について30日まで話し合う。

会議は3回目で、東京電力福島第1原発事故を経験した福島では初めて。

初日の基調講演では、国会の事故調査委員会で委員長を務めた黒川清氏が「信頼とは隠さないこと。最終的に被害を受けるのは人
だから、政治が絡む国から独立する赤十字の役割は重要だ」と話した。