特定避難勧奨、今月にも解除へ 最後の福島・南相馬市 政府

(10/7 22:03 時事通信配信)

政府の原子力災害現地対策本部は7日、東京電力福島第1原発事故後、放射線量が局地的に高い「特定避難勧奨地点」に指定されている
福島県南相馬市の142地点152世帯について、今月中をめどに指定を解除したい意向を明らかにした。

行政区長らを対象にした同日の説明会で明らかにされた。除染が完了し、放射線量が下がったためで、今後、住民説明会で意見を聞き、
解除時期を最終判断する。解除されれば福島県内から特定避難勧奨地点がなくなる。