福島第1の屋外工事中止 台風備え、汚染水処理は継続 東電

(10/06 11:53 時事通信配信)

東京電力は6日、台風18号の接近に備え、福島第1原発で屋外工事のほとんどを中止すると発表した。あらかじめ大型クレーンのアーム部分を
倒しておくなどの強風対策も講じた。汚染水の処理作業やタンクの見回りなどは続ける。

中止するのは汚染水保管タンクの設置作業など。昨秋の大雨では、タンク群を囲う堰にたまった放射性物質を含む雨水があふれ出すトラブル
が相次いだ。東電は、堰の高さをかさ上げする対策を取っているが、大雨に備え雨水の移送準備も実施したという。