福島、除染廃棄物175万トン 国直轄地域の仮置き場

(9/26 18:50 共同通信配信)

環境省は26日、国が直轄で除染する東京電力福島第1原発周辺の福島県11市町村の仮置き場に関し、7月末時点の状況を発表した。除染で出た
汚染土壌や瓦礫などの廃棄物を一時的に保管する仮置き場は175カ所で、搬入された廃棄物は計約175万トンに達した。同省が国直轄の除染に
ついて仮置き場の状況を発表するのは初めて。搬入作業を終えた77カ所の仮置き場では、廃棄物を入れた除染袋を覆う保護シートの破れなど
のトラブルをこれまでに計18件確認し、いずれも修復した。放射性物質が漏れた恐れはないという。