栃木の候補地に塩谷町 指定廃棄物処分場、地元は反発 環境省

(07/30 12:54 時事通信配信)

東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場建設をめぐり、環境省井上信治副大臣は30日、栃木県の
候補地として塩谷町の国有地を選定したことを見形和久町長に伝えた。井上副大臣は同日、町役場を訪れて見形町長と会談し、詳細な現地
調査の開始に理解を求めた。これに対し、見形町長は「残念でならない」と述べ、建設に反対する意向を示した。

環境省は、栃木と宮城、茨城、群馬、千葉の計5県で指定廃棄物の最終処分場を建設する方針。候補地の提示は、宮城県に次ぎ2県目となる。