栃木の最終処分場候補地は塩谷町 指定廃棄物

(7/30 09:50 共同通信配信)

東京電力福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場建設をめぐり、環境省が栃木県の候補地として塩谷町を選んだ
ことが30日、分かった。井上信治副大臣が同日、町長に協力を求める。栃木県では民主党政権時代の2012年に処分場の候補地
として矢板市をいったん選んだが、地元で強い反対運動が起こり、選定のやり直しを余儀なくされた。環境省は昨年、同県の
首長らの意見を聞いて新たな選定手法を確定。集落や水源からの距離などを考慮して絞り込んだ結果、矢板市に隣接する塩谷
町に決まった。処分場を新設する計画がある5県のうち、新たな候補地の提示は宮城に次ぎ2県目。