遠隔操作で燃料取り出しへ 第1原発3号機プール

(6/25 21:22 共同通信配信)

東京電力は25日、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールで2015年度前半に開始予定の燃料取り出しは、遠隔操作で行うと
発表した。プールからの燃料取り出しがすでに始まっている4号機では、作業員が現場でクレーンなどを操作しているが、3号
機は炉心溶融が起きたほか原子炉建屋が水素爆発で大破し、プールがある場所の放射線量が高い。作業員の被曝を防ぐため、
敷地内にある別の建物から遠隔操作し、燃料を取り出す。3号機のプールには使用済み燃料514体と未使用燃料52体の計566体
が入っている。