青森市、脱原発提案に賛成 東北電総会、3年連続

(6/25 20:59 共同通信配信)

東北電力の株式1万株余りを持つ青森市は25日、同社が26日開く株主総会で、脱原発を求める株主の提案3件のうち2件に賛成すると
明らかにした。鹿内博市長が記者団に「原発を続けるのはリスクが大きく、賛同できない」と述べた。市が脱原発の提案に同調する
のは3年連続。既に郵送した議決権行使書で、「脱原発会社宣言」を行うことや、情報公開の徹底を求める議案に賛成し、取締役選
任などの会社提案は白紙にした。

青森市は、東北電東通原発青森県)の事故時に避難住民を受け入れる立場。市長は避難の際に「国や事業者、自治体が何をすべき
か定まっていない」ことも強調した。