被曝量、除染で20ミリ以下に 10年後、帰還困難区域で初推計 内閣府

(06/23 21:20 時事通信配信)

内閣府は23日、東京電力福島第1原発事故で住民帰還の見通しが立たない帰還困難区域(年間被曝線量50ミリシーベルト超)について、
事故から10年後の年間個人被曝量の推計値を明らかにした。それまでに除染をした場合としない場合を想定。除染をすれば、避難指示
解除の条件の一つとしている年間20ミリシーベルトを下回るとした。帰還困難区域での被曝線量推計は初めて。

福島市内で開かれた原発周辺地域の復興策を検討する赤羽一嘉経済産業副大臣の私的懇談会で示した。