浄化装置が運転再開 3カ月ぶりフル稼働 福島第1

(6/22 12:34 時事通信配信)

東京電力は22日、福島第1原発で汚染水の放射性物質を大幅に減らす浄化装置「ALPS」(アルプス)3系統のうち、点検中に腐食が
見つかっていた1系統の運転を再開した。3系統同時運転は約3カ月ぶり。

東電によると、さびによる腐食があったのは配管の一部で、劣化したパッキン交換に合わせた点検中に見つかった。対策として、
さびの発生を抑える装置を約40カ所に設置。すでに再開している残り2系統も今後、同様の腐食対策を施す。