4号機プール冷却再開 水温0.1度上昇 福島第1

(02/25 17:02 時事通信配信)

東京電力福島第1原発で4号機使用済み燃料プールの冷却が停止したトラブルで、
東電は25日午後、別の電源系統に切り替えて冷却を再開した。冷却が停止した
4時間半で、燃料プールの水温は0.1度上昇し13.1度となったが、問題はないと
いう。核燃料の取り出し作業も再開した。

東電によると、燃料プールがある4号機原子炉建屋の南側で、工事中に地中の
ケーブルを破損。直後の午前9時45分ごろ、燃料プールの冷却ファンが停止し
た。東電は破損したケーブルとは別の系統につなぎ直し、午後2時15分すぎに
復旧した。