規制委、追加の資料提出を要請 志賀原発断層で

(2/23 17:43 共同通信配信)

原子力規制委員会有識者調査団は23日、北陸電力志賀原発(石川県)での
断層現地調査を終えた。島崎邦彦委員長代理は、資料やボーリング調査の追
加を北陸電に求めたことを明らかにした。規制委は1カ月後程度をめどに評
価会合を開き、今回の調査を踏まえ論点を整理する。  調査団はこの日、
1、2号機タービン建屋の直下を走る「S―6断層」について、敷地の北側で掘
られた試掘溝を前日に続き調べた。島崎氏は、S―6が走る岩盤の上面が平ら
ではなく凹凸が多いため、上に乗る13万〜12万年前の地層を断層がずらした
り、変形させたりしているかどうかの判断ができなかったと説明。