候補地の縮小検討を 中間貯蔵施設で 福島県

(01/28 19:08 時事通信配信)

福島県は28日、東京電力福島第1原発事故の除染で出た放射性廃棄物を保管する
ための中間貯蔵施設に関する関係部局長会議を開いた。会議では双葉、大熊、
楢葉3町内に選定された建設候補地の縮小を検討する必要があるとの認識で一致。
佐藤雄平知事は「関係する町から意向を丁寧に聞きたい」と述べた。

県は関係自治体の意見を踏まえ、国に候補地の縮小を求める方針。これに関連し、
県内で最大2800万立方メートル発生すると推計されている汚染土について「民間
では減容化の実験が行われている。それらの活用も必要だ」と推計値の再検討を
求める意見が出た。