津波想定など説明求める 島根、女川両原発の審査 規制委

(01/28 16:38 時事通信配信)

原発再稼働の前提となる安全審査で、原子力規制委員会は28日、審査会合を
開き、昨年12月に申請された中国電力島根原発2号機(松江市)、東北電力
女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)について、今後の審査の論点を示
した。

規制委は中国電津波想定(高さ9.5メートル)に対し、同社が根拠とする
鳥取県による予測のほか、島根県の予測についてもどう取り入れたかを説明
するよう求めた。

また、東北電に対しては、敷地内にある断層(破砕帯)の年代測定について、
敷地外の同種断層の調査を行って信頼性を高めるよう求めた。