楢葉町長、高濃度の受け入れ拒否 中間貯蔵施設

(1/27 13:19 共同通信配信)

東京電力福島第1原発事故で出た除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐり、
国に建設候補地とされている福島県楢葉町の松本幸英町長は27日、1キログラム
当たり10万ベクレルを超える高濃度の廃棄物の受け入れを拒否し「施設の配置
の再検討」を求める考えを、佐藤雄平福島県知事に伝えた。国は中間貯蔵施設
で、福島県全体の土壌や草木に加え、1キログラム当たり10万ベクレルを超える
焼却灰や汚泥を保管するとしているが、高濃度廃棄物については楢葉町への搬
入を認めない意向を示した形。